副業失敗物語


[ 失敗物語 目次 ]
  1. メーリングリスト
  2. セミナーへ出掛ける
  3. 在宅ビジネスの勧誘
  4. 個人情報流出?
  5. ネットビジネス会社を切る!



ネットビジネス会社を切る! 第1回

このサイトを始めた動機は、自分がネットビジネスに気軽に手を出して失敗したからでした。

今の不景気の時代、「少しお小遣いが入ったらいいな」と感じている人は多いと思います。

そんな低所得者のわたしのささやかな願いを壊すような悪徳業者や詐欺会社がウヨウヨいうのがネット世界です。



ネットビジネス成功者の体験談はこれでもか! というくらい目にしますが、失敗談は少ない。

みなさんはこれはなぜだと思いますか?



成功者以上に失敗者が多いはずです。 しかし、そのような声はあまり出てこない。

というわけで私が考えたのが、販売されているビジネスを自ら購入し、その正直な感想を書いてゆく、

「体を張って試した副業」コーナーです。


皆が知りたい本当の体験者の声を公開してゆくのですから、人気のあるコーナーになると期待しました。

そして、実際に多くの方が見てくれました。


し か し ・ ・ ・

見ていたのは、ビジネスを始めようとしていた人達だけではなかったのです。



あるんですよ、露骨な妨害が・・・・


いろいろな所からの反響があったのです。その辺を暴露していきます。


ネットビジネス会社を切る! 第2回

いろいろな所からの反響を紹介するに当たり、そこまでの経緯を説明する必要があります。


なぜ、わたしが自分のサイトで書いたことで、ある会社から妨害があったのか?

どんな内容を書いたら、どのような嫌がらせをされたのかを書いていきます。



わたしがマルチで懲りてから、次に目をつけたのは、


「簡単で一日少しパソコン作業するだけで収入になる」


といったビジネスです。よく宣伝を目にします。

そんな話、あるわけが・・・ と考えますが、楽に収入が得られて絶対だと言われると、気持ちが動くんです。



その頃はネット初心者でしたので、

「そんなものあるのか? ウソだと思うけど、とりあえず見てみよう」と考え、

仕事という面もそうですが、どんな中身なのかがとても気になりました。

しかも、その手のビジネスというのは、「絶対に儲かる」と言っているにもかかわらず、

肝心の内容は購入するまで分からないのです。 

わたしは購入するビジネスをどれにしようか探し始めました。




わたしが最初に目をつけたのは、「絶対に儲かる」とは宣伝していませんが、

信頼と実績を売りにしている会社の情報で、ちょっとしたアイデアによって、

「今まで気が付かなかったものが収入になる」

いわゆる、


「スキマビジネス」



今この記事を書くために、その会社のサイトを見てみたら、

「月収100万円の方が誕生しました」

「空いた時間に近所を散歩しながら収入になる、簡単、不思議なスキマビジネス」

などがサイトに書いてありました。(宣伝ではありませんのでご注意ください)




会社名は、当時「セイブサービス」という名前でした。今は名前が変わったような話も耳にしました。

わたしが購入したのは、「どこにでもある看板を見つけて収入に・・・」

という内容の情報が含まれた10件の情報のパック販売(1万円程度)です。




そして、ついにその情報が手元に届きました。まず送られてきた書類を見て最初に驚いたのは、

一万円も出したので、しっかりした封筒で届くと考えていました。

送ってきた封筒は茶封筒で宛名は手書き。中身はA4の紙にコピーしただけでした。




肝心の中身は、詳しくは書けませんが特徴だけ書きます。

詳しく書いてしまうと著作権があり、違法販売とみなされ訴えられるそうです。

サイトには顧問弁護士もいると書いてありますが、この顧問弁護士が後でいろいろと問題になるのです。


ネットビジネス会社を切る! 第3回

わたしは、正直な感想として、この情報で一万円は高いと感じました。

友人に1万円出して勧めるかと聞かれれば、勧めません。

このビジネスの特徴というのは、 営業力 だと思います。


なぜなら、

このスキマビジネスは、さまざまなビジネスのチャンスを紹介しています。

これはビジネスになるかもしれない・・・

といったものや、実際にビジネスとして収入を得ている人がいるが、あまり知られていないもの。


自分の住んでいる地域でそのビジネスが確立出来るかどうかの保証はありません。

アイデアを商売にするのにはかなりの根気や時間が必要です。


「誰でも空いた時間に簡単に」

という程度の 「軽い気持ち」 でお金が儲かるほど世の中は甘くありません。




そして、わたしが営業力だと書いたのは、新規のビジネスを売り込む場合、

直接会社やお客に宣伝しなくてはなりません。何件もの飛び込み営業をしなければならないのです。




わたしは営業の仕事をしているから分かるのですが、お客を見つけるのは簡単ではありません。

何度も何度も足を運び、断られてもあきらめずに数ヶ月通い続けた結果、


「よく来てくれるし、試しに1回使ってみますよ」


となるのです。一回や2回で成約するものではありません。諦めずに行き続けるのが基本です。


送られてきたスキマビジネスの情報の紙にも下のように書いてありましす。

「1ヵ月程度で諦める方はすべてのビジネスには不向きです。

当社でも、1つのビジネスを形あるものとしていくためには、平均3ヶ月以上の継続を必要としています。

必ず成功させる信念があれば恐れる必要はないと思います」




みなさんどう思いますか?

わたしはこのビジネスに関しては、上のような覚悟と諦めない信念がある人のみが取り組むべきだと思います。

軽い気持ちで、「空いた時間に・・」と考えているのであれば成功は難しいでしょう。



わたしは、この情報を買った目的が、

「空いた時間で散歩していて看板を見つけるだけで・・・」できる簡単なものだと考えていたので、

その点で期待外れでした。上のような覚悟と信念と実行するだけの時間がある人なら購入してもいいかもしれません。


わたしには本業があるのでそれほどの覚悟や時間は取れません。

そういった意味でわたしと同じように考えている人にはオススメできないと感じました。




そして、ここから事件が始まったのです。


わたしは、以上のような感想を正直にサイトで公開しました。

このサイトで販売目的のウソ情報や誇大広告を書くのは絶対にしないと決めていたので、

購入者の正直な感想を書いたのです。

そして、2〜3ヶ月後、セイブサービスから一通のメールが届きました。


ネットビジネス会社を切る! 第4回

最初は、かなり驚きました。

突然弁護士から下のようなメールが届いたんですから。




題名 「 貴殿HPの記載についての警告 」


株式会社**********の
顧問弁護士の村山郁夫と申します。


さて、貴殿の下記ページに記載されている

http://**************

『*******』『*****』の2ケ所の記載内容についてですが

一部、営業における妨害行為に抵触していると判断できる文面があります。

できるだけ、すみやかに削除または修正を通告します。



その頃はまだ、ネット上の詐欺などについてもほとんど知らなかったので

弁護士の名前で来た警告メールにどうしようかと思いました。



題名は「警告」

内容は「営業における妨害行為」

文末には「通告」ですから。



その時は、本物の顧問弁護士かと思いました。

正直な購入者の感想は書きましたが (しかも、かなり控えめにして)

営業妨害になるようなことは書いていないのに削除では納得がいきません。



そこで、ネットに詳しい人たちに相談しました。

その結果、いくつかの疑問点が浮かび上がってきました。


1、「弁護士が重要な内容をメールで送ってくることは考えられない」
(メールが届いていませんと相手がシラをきれば証拠がないので、文書で送ってくるはず)

2、「どこがどのように営業妨害なのか書いていない」

3、弁護士が本物か分からない

4.文面が変である


実際に弁護士から文書を受け取った人ならすぐに分かるようですが、文面が変なんです。

もちろんわたしは今までで始めての経験でしたから、本物かと思いましたけど。

本物の弁護士からの文書は、もっと細かくて専門的です。


威圧的な文章で、「訴訟」、「告訴」、「名誉毀損」

などの文字をよく使うのは詐欺会社の特徴です。



それまでは本物の弁護士かと思い心配していましたが、

偽者の可能性が極めて高いと分かったとたん、怒りがふつふつとこみ上げてきました。

心配した分、怒り倍増ですよ。

この偽弁護士をどうしてやろうかと考え始めました。

相手が弁護士を名乗る偽者なら、明らかに犯罪行為ですよ。


ネットビジネス会社を切る! 第5回

相手が偽者の可能性が強まってからは、今度はこちらの反撃です。

日弁連で調べた結果を書いて


登録されていない名前=実在しない弁護士


ということを伝えました。


その後、相手の会社からは、


「申し訳なかった。当社の社員が勝手にやった行動であり厳しく対処した」


とのメールが届きました。

会社の顧問弁護士を名乗ってメールを送りつけたのに、こんな対応が普通なんでしょうか?

この会社は信頼と実績をモットーにしているとサイトに書いてありました。


もしこれが一流企業だったなら、こんなメールで形だけの謝罪で済んだことにはしないでしょう。

会社の考え方というのはこういった行動で分かるものです。

わたしの勤務している会社はサービス業ですが、この会社とは全く違いますね。

それは、お客さんを第一にするという理念があるからです。


しかし、このメールを送ってきた会社は、自分の会社の商品を買ったお客のことを何とも思っていないんでしょう。

買った後に「不満足だ」と言ったら、偽顧問弁護士が出てきて警告ですから。

普通はクレームは感謝するもんですよ。クレームこそ会社が伸びるヒントだからです。

しかしクレームを聞くどころか、圧力をかけて消そうとしてきました。


そして、それが失敗してバレた後は、会社はメールで形だけの謝罪をして終わりです。

ここまで顧客をバカにした会社が実在するんです。

しかも堂々と「信頼と実績」を繰り返して宣伝しているんです。



これはネットの世界がどれほど信頼できないかがよくわかる実例です。

ネット上の言葉は疑ってかかることが習慣になるくらいがちょうどいいんです。

みなさんも、くれぐれも気をつけてくださいね。





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