副業失敗物語
[ 失敗物語 目次 ]
この話は、すべてわたしが体験した「 事実 」です。
副業を探している人や、副業の宣伝を見て、やってみようかなと思った人たちに是非読んでいただきたいです。
わたしがどのようにして、副業選びで失敗して、お金を無駄にしてしまったのか?
世の中に、サクセスストーリーはたくさんありますが、これから読んでいただく話は、失敗物語です。
日記形式で話が進んでいきます。
メーリングリスト編 第1回
2003年12月のある日、ネットサーフィン中に「 ビジネス掲示板 」なるものを発見。
これが後にマイナス数万円への案内人になろうとは、このときは夢にも思いませんでした。
掲示板には、いかにも怪しい書き込みがびっしりと書き込まれていました。
「簡単、誰にでも、すぐに、大金が、」
などのオンパレード。
その当時はネットの知識もなく、そんなウマイ話があるわけないと思いながらも・・・・
「一体どんな内容なんだ?」
と、興味本位でいくつか見ていきました。その中の1つにあったのが、「ダイエットとお仕事の両方ができます」というもの。
ダイエットには関心ありませんでしたが、簡単でサポートも安心という「仕事」に惹かれホームページを見てみると、
1日の少しの時間で・・・・とっても簡単・・・・・などの言葉が、優しい色のサイトの背景と重なり合って、
なぜか、「このサイトなら安心そうだ」と感じてしまいました。
さっそく、その「 ビジネス 」の詳しい内容を知りたいと思いました。しかし、ここで1つの問題が発生。
詳しいビジネスの内容を知るには、「 メーリングリスト 」というものに参加しなければならないのです。
サイトでは、詳しい内容は書いてありません。
すべては「 メーリングリスト 」 に参加すれば分かるとのこと。先輩たちが分かりやすく教えてくれるそうです。
いったい「 メーリングリスト 」とは?
今まで聞いた事のない言葉です。
しかし、この「 メーリングリスト 」に
隠された作戦に、その当時のわたしは全く気が付きませんでした。
そして「 作戦 」にまんまとかかったわたしは数万円の出費をしてしまうのです。
「 メーリングリスト 」に隠された作戦とは・・・・・
メーリングリスト編 第2回
メーリングリストへ入るきっかけとなったのは、「ビジネス」を紹介するサイトでした。
わたしが、「このサイトなら安心そうだ」と感じたこと。
今思えばこの時点で、すでに相手の作戦の第一歩だったのです。
そのサイトの雰囲気は一言で言うと「優しい」感じでした。色は淡い色で、かわいいイメージでまとめられていました。
その結果、
「女性が作った温かい助け合いのサイトなんだ・・・・」
とわたしは思い込みました。
しかし、
よく考えてみれば、「温かい雰囲気」のサイトは女性でなくても作れます。おっさんでも作れます。
相手の顔や性別も分からないネットの世界では、どんな人が作ったかなど、まったく分からないのです。
そして、相手が見えないからこそ、訪問者を安心させるサイトにする必要があるのです。
相手を安心させる術にかかった
うまい話はないと思って、疑っている訪問者をいかに信用させるか?
その第一歩は、「 訪問者を安心させる雰囲気のサイト 」です。
そして、この作戦が成功することによって、最大の作戦「 メーリングリスト 」が効果を発揮するのです。
普通なら怪しむのですが、
「ビジネスの内容について知りたい!」、「安心できるサイトなんだ!」
という2つの思いが合わさった結果、わたしはメーリングリストに参加をしたのでした・・・・
メーリングリストについては次回で詳しく取り上げます。
メーリングリスト編 第3回
メーリングリストとは、いったいどのようなものでしょうか?
それは、1人の人がメールを出すと、そのメールがメンバー全員に配信されるのです。
つまり、10人がメールを出せば、各メンバーにそれぞれ10通の手紙が届くのです。
わたしの参加したグループは、300人ほどのメンバーがいたと思われます。
初日は歓迎メールが100通以上届きました。
そして、内容はというと、「このビジネスがどれほどすばらしいか」、「誰でもできる」、
「みんなで助け合う」、と言った事や、「毎月???万円もらっていて、とても幸せ」
などです。
しかし、なかなかビジネスの内容は教えてもらえません。
こちらから質問すれば、そのメールがメンバー全員に届くのですが、警戒していたので、ただ見ているだけでした。
そして、数日たつと、チラホラとビジネスの内容が伝えられます。
しっかりと内容が分かるまでに一週間かかります。
さて、みなさんはここまで読んで、メーリングリストを使った相手の作戦その2を見抜けたでしょうか?
ポイントは、「最初はビジネスの内容を伝えずに、体験者の声を伝える」という点です。
体験者の声を使って、内容を教える前にすばらしいものと思わせる
最初からビジネスや商品を教えてしまうと、どんな商品やビジネスでも、たいていは似たものがあり、
それほど儲かるわけではないと分かってしまいます。
しかし、この方法にかかってしまうと、「ほかにも似たものはあるけれど、その中でもこれが1番だ!」
と考えてしまうのです。
つまり、商品を知る前に予備知識が入っているため、普通以上に色眼鏡で見てしまうのです。
実際の体験者の生の声を聞くのですから、当然影響を受けます。
しかし、この「生の声」には、秘密があり、さらに「メーリングリスト」には、ほかの罠まであるのです。
あとから冷静に考えてみれば、二重三重に張り巡らされた罠だったのです。
では、なぜサイトで成功者の声を紹介するのではなく、わざわざ「メーリングリスト」に誘うのか?
そこには最大の理由があるのです。それは、・・・第4回で
メーリングリスト編 第4回
メーリングリストの最大の作戦とは・・・・「1対100(場合によっては300)」の討論になるということです。絶対的に不利な状況に置かれるのです。
そのビジネスについて全く知らない初心者が「メーリングリスト」にやってきます。
そこで待っているのは、毎週そのような初心者を相手にしている「ツワモノ」たちです。
しかも、その「ツワモノ」が1人ではなく、100人〜300人もいるのです。
初心者が質問しても、そのような質問に慣れている「ツワモノ」が上手な回答をして、
その後、それを支持する意見が続々と投稿されます。
はっきり言って喧嘩になりません。結果として初心者は、言われた事を信じてしまうのです。
加入者を増やそうとしている「メーリングリスト」に参加して、「そのビジネスが客観的にみてどうか?」といった公平な意見は聴くことはできないでしょう。なぜなら、答えを投稿する人は、そのビジネスが良いと思っていて、加入してもらうために回答しているからです。
本来、「メーリングリスト」は、多くの意見が自由に出て、たくさんの人が討論や意見を述べ合える場だと思いますが、
実際には、閉鎖された空間で、1対100で説得されているようなものです。
そのビジネスについて、たくさんの人の客観的な意見が聞けると思いきや、実は偏った意見をたくさん聞かされているのです。しかも、別の意見が入ってこない「メーリングリスト」という閉鎖された空間で。
「ど素人1」 対 「プロ100」 という勝てない状況に身を置いた。
そのことに気づいた人はメーリングリストを去っていきますが、気づかない人は説得され、参加します。
そんなある日、わたしが参加していた「メーリングリスト」で、ちょっとした事件が起きました。
この事件で気づいていれば、わたしはお金を無駄にすることはなかったはずです。
わたしの参加していた「メーリングリスト」が、いま説明した通りだと言うことを示した事件です。
それは、ある新規の参加者の1つの質問から始まりました・・・・
メーリングリスト編 第5回
わたしはこの時、ビジネスの内容が、もしかしたらマルチ?と薄々気づいていました。
しかし、この時はまだ、マルチが何かも知らず、ネズミ講と同じようなものと思っていました。
さて、ある新規参加者が投稿した質問とは、
新規参加者:
このビジネスはマルチ商法ですよね?
わたしの心の声:
おいおい! いくらなんでもストレートすぎるよ。
ツワモノたちが、ひた隠しにしている点なんだよ。 あんた大丈夫か?
そんな心配をしていたところ、新規参加者はさらに質問を続けます。
新規参加者:
でも、このビジネスはマルチではありますが、
悪徳マルチやマルチまがいではないんですよね。
この時、メーリングリストには、「ツワモノ」以外にも、無料登録した人がたくさんいました。
新しく無料登録した人たちは、このビジネスが「マルチ」とは知らないと思いますので、
「マルチ」と知ったら、やめる人が出てくるはずです。
その証拠に、「マルチ」を使わないことが暗黙の了解になっていて、
「MLM」や「ネットビジネス」という言葉に置き換えてビジネスの説明がされていました。
この、あまりにもストレートな質問には、さすがの「ツワモノ」たちも困った様子。
正直に「マルチだよ」と答えれば、多くの人が逃げてしまうかもしれません。
わたしは、興味深々で答えを待っていました。一体どんな答えをするんだ?
ウソを言ったら詐欺。本当のことを言えば、やめる人が出てくるはずです。
いつもなら、新規参加者の質問には、速攻で返事が返されるのですが、
このときばかりはなかなか返事が投稿されません。
1時間経過・・・・2時間経過・・・・3時間経過・・・・
わたしの心の声:
おいおい、新規参加者が質問しているんだから、だれか答えてあげなよ。
結局、なかなか返事が投稿されないので、その日はあきらめて寝ることにしました。
そして次の日、「ツワモノ」たちの取った対応とは?
こんなのありかよ! というものでした。
続きはまた次回。どんな対応だったのか、みなさんも予想してみてくださいね。
最近、ひっぱりが多いですね。 みのさんほどではありませんが・・・
メーリングリスト編 第6回
新規参加者に対する答えが投稿されないので、あきらめて寝てしまった次の日の朝、
期待しながらメールを見てみると、・・・
やはり、返事は投稿されていません。
その後もなかなか返事はありません。やがてメールが何通か届きました。
しかし開いてみると、それは他の質問に対する答えでした。
その後もいつものようにメールは届きますが、違う話題のことばかり。
わたしの心の声:
おいおい、だれでもいいから、早く答えを聞かせかい!マルチですって言わんかい!
しかし、そのような答えは全くなく、
ただ時は流れ続けて数日経過・・・
さすがに少し不安になってきました。
おいおいおい、
これって・・・
まさか・・・
そうです!
む ・ し
なんと、彼らは自分たちに不利な質問を無視、
さらに、放置。
そして、何事もなかったかのように、他の質問に対する答えは投稿されています。
さすがにこれはヒドイです。
ここまで読むと皆さんは、こんなひどいメーリングリストで登録するアホはいないだろ!
と思われることでしょう。 しかし、そのアホがここにいたのです。
悲しいかな、その時のわたしは、これまでの作戦に見事なまでにすべてハマリ、思いが完全に傾いていたので、
「他の人は失敗しても、自分は失敗しないで良い結果を出せる!」と根拠のない自信がありました。
ちょうど、「飛行機の墜落はあっても、自分の乗った飛行機は大丈夫だ」
という思い込みと似たようなものです。
そして、誘われる側から、誘う側になって始めて分かったことがあります。
それは、メーリングリストに投稿されている「ツワモノ」たちの意見です。
皆が好きに自由な意見を投稿していると思っていましたが、裏では、ある秘密があったのです。
それは、
また次回のお話・・・
メーリングリスト編 第7回
今までは、誘われる側でしたが、やがてわたしも誘う側になりました。
しかし、有料クリック広告などは利用しましたが、このグループのやり方には疑問も感じていたので、
わたしがメーリングリストに投稿することは一度もありませんでした。
実は、正式に会員になるとビジネス専門のメーリングリストに参加できます。
そこでは「成功者の方法をそのまま真似れば誰でも成功できる」というのが合言葉のようになっていました。
実際はそれほど甘いものではありません。真似をするだけで誰でも成功できたら、全員成功者です。
ある日、ビジネスのメーリングリストで1通のメールが届きました。
そこには、新規でメーリングリストに参加した人への返事に関してある指針が書かれていました。
それまでは、参加者が自分の正直な感想を書いているのだと思っていたので、以外でした。
そこに書かれていた指針とは・・・
新規の参加者は、ビジネスに参加するには、変なセミナーに参加する必要がありました。
しかし、わけも分からないセミナーへの参加は、誰でも迷います。
わたしが参加した正直な感想は、「変なセミナーで、もう2度と参加はしない」というものです。
しかし、新規参加者への返事の仕方について書いてあったのは、
「新規参加者がセミナーへ行きたくなるような感想を書くように」
「よい事だけを書くように」
ひどい話です。
セミナーについては、また書きますが、はっきり言って、ヒキました。ちょっと異常です。
とても、他の人を誘えるものではありません。
それなのに、「セミナーへ行きたくなるような感想を書いてください」ですよ。
わたしには無理です。とてもウソは書けません。
結局、わたしは誘う側でいることをやめました。
ところで、わたしが参加したセミナーとは一体どんな内容だったと思いますか?
絶対に行かない方がいいです。しかし、こう書くと内容は気になりますよね?
そこで、次回からは、セミナーの実態を書いていきます。
セミナー編もお楽しみに。
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